真の信頼関係は真実の追求と誠実な対応から生まれる
弊社も依頼されて物件の管理を行っていますが、一部こじれた賃貸関係が含まれることもあります。その時常に感じらえるのは、横たわる問題に対して、賃貸人・賃借人双方から十分な聞き取りや本質的な調査が行われていないことです。最初の一歩でつまずいた場合、これは後々まで、大きなしこりとなって、賃貸人・賃借人の双方を拘束してしまうものです。特に、不動産は奥が深く、不十分な調査のもたらす弊害は利害関係者の不幸を呼ぶものです。
弊社では、不動産に関する問題については、その発生時点の時代的背景や、登場人物の人間性、家族状況、職業など知りえるあらゆる要素を考慮しながら、その真実の追求から始めます。何が、その問題をひきおこしたのかは最も需要な要素であり、問題の解決もそこに隠されていることが多くみられます。例えば、貸地の場合の面積や形状の問題では、その分筆を何時誰が何の目的で行ったかを正確に把握することから始めなければなりません。丹念な調査が相手の心を開かせた例は数多く御座います。
今日のような結果を急がれる社会では、問題の深堀は避けられる傾向がつよく、このために、お蔵入りする案件もおおいのではないでしょうか。確かに、利害関係者の対立が感情にまで及んでいるときは、難しいものですが、それはそれで、解決の方法がないわけでは御座いません。十分な時間かけたインタビュウにより相手の言い分を聞くことだけでも、相手の心を開くことができます。
経験豊富で、ゆとりのある管理会社を選択することによって、ゆったりとした賃貸経営を続けられてはいかがでしょうか。 以上